「いつか買おう」と思っていた憧れのバッグが、気づいたら手の届かない金額になっていた……。そんな経験はありませんか?ゴヤールのサンルイも、ここ数年で驚くほど値上がりしてしまいました。この記事では、なぜ価格が上がっているのか、そして今からでも少しでも安く手に入れるための具体的な方法を、あなたの隣でアドバイスするように分かりやすくお伝えします。
ゴヤールのサンルイが値上げされた主な理由
最近、ハイブランドのバッグがどんどん高くなっていて、ため息が出てしまいますよね。ゴヤールのサンルイも例外ではなく、実はここ数年で何度も価格の改定が行われています。「なぜこんなに高いの?」という疑問に答えるために、まずはその裏側にある3つの理由を詳しく見ていきましょう。
原材料となる独自素材のコスト上昇
サンルイに使われているメイン素材は、綿と麻を編み込んだキャンバス地に天然のアラビアゴムをコーティングした「ゴヤールディン」という特別なものです。この素材を作るための天然染料や上質なコットンの価格が世界的に上がっており、バッグの販売価格にそのまま響いています。
単なるビニール加工のバッグとは違い、ゴヤールの素材は非常に手間をかけて作られています。耐久性を保ちつつ、あの軽さを実現するための材料費は年々高くなっており、妥協しないモノ作りを続けるために値上げは避けられなかったようです。
- 天然のアラビアゴムを使用
- 厳選された綿と麻の混紡キャンバス
- 手作業に近い工程で塗られる独自の染料
フランスの職人による手作業の維持費
ゴヤールは大量生産をしないブランドとして有名です。フランス国内にある工房で、熟練の職人たちが1つひとつ丁寧に仕上げています。最近ではフランス国内でも人件費や光栄費が上がっており、職人たちの高い技術を守り続けるためのコストが以前よりもかかっています。
特にサンルイの象徴であるヘリンボーン柄のドットは、かつてはすべて手描きされていました。現在はシルクスクリーンという手法が取り入れられていますが、それでも仕上げや検品には職人の目が欠かせません。こうした「人の手による温かみ」を維持するために、価格を上げざるを得ない状況にあります。
- フランス本国の限られた工房で生産
- 熟練した職人による厳しい品質管理
- 大量生産を拒むブランドの希少性
為替の影響による日本国内価格の調整
私たち日本に住む人間にとって、最も大きな理由が「円安」です。ゴヤールはフランスのブランドなので、フランス本国での価格が上がらなくても、円の価値が下がれば日本での販売価格は上がってしまいます。1ユーロが120円だった頃と、160円を超える今では、同じバッグでも数万円の差が出てしまうのです。
世界中どこでも同じ価値でブランド品を届けるために、ブランド側は定期的に各国の価格を調整しています。円安が続いている今の日本では、どうしても「値上げの波」をダイレクトに受けてしまうのが、ファンにとっては辛いところです。
- 歴史的な円安水準の継続
- フランス本国と日本国内の価格差の調整
- 輸入にかかる輸送費や燃油サーチャージの高騰
サンルイを安く入手するための具体的なコツ
値上げはショックですが、諦めるのはまだ早いです。実は、買い方を少し工夫するだけで、定価よりも数万円安く手に入れられるルートがいくつか残っています。ここでは、おしゃれな人たちがこっそり実践している、サンルイを賢く手に入れるためのコツを紹介します。
フランスなど海外の直営店で免税を受ける
もし海外旅行の予定があるなら、フランスなどのEU圏で買うのが一番安上がりです。現地価格は日本よりも安く設定されていることが多く、さらに旅行者向けの「免税手続き(デタックス)」を利用すれば、支払った税金の一部が戻ってきます。
フランスのパリ本店などで購入した場合、だいたい10%から12%くらいの還付を受けられます。例えば25万円のバッグなら、2万5千円から3万円くらい戻ってくる計算です。この差はとても大きく、旅行のついでに一生モノのバッグを手に入れるのは最高に賢い選択と言えるでしょう。
- フランス現地の定価は日本より割安
- 空港や店舗で免税手続きを行う
- クレジットカードへの返金か現金での受け取りを選択
ポイント還元率の高い日本の百貨店を選ぶ
海外へ行く予定がない場合は、国内の百貨店をフル活用しましょう。ゴヤールが入っている伊勢丹や高島屋、阪急などの百貨店では、独自のポイントカードや優待制度があります。これらを上手く使うことで、実質的な価格を下げることが可能です。
例えば、百貨店のクレジットカードを作って、購入金額の5%〜10%がポイントとして戻ってくるタイミングを狙います。貯まったポイントで次に買うアクセサリーや化粧品をまかなえば、トータルで見るとかなりお得に買い物ができます。
- 伊勢丹新宿店や日本橋高島屋などの正規店
- 百貨店カードのポイントアップ期間を狙う
- 友の会などの積み立て制度を利用する
ブランド古着店で未使用に近い個体を探す
「中古でも気にならない」という方なら、信頼できるブランド古着店をチェックしてみてください。サンルイは非常に人気が高いため、買取市場にもたくさん出回っています。中には「プレゼントでもらったけれど一度も使っていない」という未使用品が、定価より安く売られていることもあります。
最近は中古相場も上がっていますが、それでも正規店の定価より数万円安く見つけられるチャンスはあります。ただし、あまりにも安すぎるものは注意が必要です。店舗の信頼性をしっかり確認した上で、状態の良いものを選んでくださいね。
- コメ兵やブランドオフなどの大手専門店
- 「未使用品」「ランクS」を中心に探す
- 実店舗で直接状態を確認してから購入する
フランスの本店ならサンルイを安く入手できる?
ゴヤールファンなら一度は憧れるのが、パリのサントノーレ通りにある本店です。結論から言うと、フランス本店で買うのが世界で一番安く手に入る方法であることは間違いありません。 日本での販売価格と比べてどれくらい差があるのか、具体的に見ていきましょう。
パリでの販売価格と日本の定価を比める
フランスの定価は、日本に輸入するためのコストや日本の関税が含まれていないため、もともとの設定が低くなっています。時期にもよりますが、日本で23万円ほどするサンルイPMが、現地では日本円換算で18万円〜19万円ほどで売られていることも珍しくありません。
為替が大きく円安に振れているときは差が縮まることもありますが、それでも日本より高いということはまずありません。世界中のセレブがパリの本店に並ぶのは、品揃えが豊富というだけでなく、やはり価格的なメリットが大きいからです。
免税手続き(デタックス)で戻ってくる金額
フランスで買い物をすると、現地の消費税(VAT)が含まれていますが、旅行者はこれを免除してもらえます。店舗でパスポートを提示して書類を作ってもらい、帰りの空港で機械にかけるだけで手続きは完了です。
だいたい購入金額の12%前後が戻ってくるので、20万円のバッグなら2万4千円もお得になります。この還付金だけで、パリでちょっと豪華なディナーを楽しむこともできてしまいます。
現地へ行くための旅費と天秤にかける
もちろん、バッグ1つのためにわざわざパリへ行くのは、航空券代を考えると割に合いません。しかし、もともとヨーロッパ旅行を計画している人にとっては、日本で買う理由が見つからないほどお得です。
旅の思い出とともに一生モノのバッグを手に入れる体験は、お金には変えられない価値があります。もし友人がフランスに行くなら、お願いして買ってきてもらうのも1つの手かもしれませんね。
中古市場でサンルイを安く入手するときのコツ
「正規店は高すぎて手が出ないけれど、サンルイはどうしても欲しい!」そんなときの強い味方が中古市場です。ただ、人気アイテムゆえに失敗も多いのがこの世界。失敗せずに賢くお宝を見つけるためのポイントを整理しました。
信頼できる鑑定士がいる有名ショップを使う
メルカリやヤフオクなどの個人間取引は、安く買える可能性はありますが、リスクも非常に高いです。特にゴヤールは精巧な偽物が多いので、プロの鑑定士が1点ずつチェックしている大手のブランド専門店で買うことを強くおすすめします。
大手のショップなら、万が一偽物だった場合の全額返金保証がついていることがほとんどです。数千円の安さを求めて偽物を掴んでしまうより、少し高くても「本物である安心感」にお金を払うほうが、結果的に安上がりになります。
- 鑑定済みの証明書を出している店
- 実店舗を全国展開している有名店
- 購入後のアフターケアが相談できる店
付属品や購入証明書が揃っているか確認する
中古で購入する際は、バッグ本体だけでなく「付属品」がどこまで揃っているかを必ずチェックしましょう。ゴヤールのサンルイには、本体と同じ素材の小さなポーチが必ず付属しています。このポーチがないものは安く売られていますが、売却時の価値も下がってしまいます。
また、正規店で購入した際についてくる「保存袋」や「レシート(購入証明)」があると、本物である確率がぐっと上がります。将来もし手放すことになったときも、付属品が揃っているほうが圧倒的に高く売れます。
- 付属ポーチの有無
- 純正の保存袋
- 正規店のレシートやギャランティカード
角のスレや持ち手のベタつきがないかチェック
サンルイはキャンバス生地なので非常に丈夫ですが、使っているうちにどうしても「底の四隅」が擦れてくることがあります。中古品を買うときは、まずこの四隅の写真をアップにしてもらい、穴が開いていないか確認しましょう。
また、古いモデルの場合は持ち手の革が体温や湿気でベタついていることがあります。これは修理に出すと数万円かかってしまうため、購入前に必ず確認したいポイントです。見た目の綺麗さだけでなく、機能的にすぐ使える状態かどうかを見極めてください。
- 底の四隅の破れやハゲ
- 持ち手(ハンドル)のコバの割れ
- 内側の汚れやシミの有無
日本の正規店でサンルイを賢く手に入れるコツ
中古は不安だし、やっぱり新品をピカピカの正規店で買いたい!という方も多いはず。日本の店舗で普通に買うよりも、ちょっとした工夫で「負担を減らす」買い方があります。知っているかいないかで、数万円分の差が出てくる方法をお伝えします。
百貨店の「友の会」などの積み立てを活用
急ぎで手に入れる必要がないなら、百貨店の「友の会」に入会するのが最も堅実な方法です。毎月一定額を積み立てると、1年後に1ヶ月分のボーナスが上乗せされた買い物カードがもらえます。
例えば毎月2万円積み立てれば、1年後には24万円+ボーナス2万円の合計26万円分として使えます。これだけで実質的に約8%オフでサンルイが買えることになります。 計画的に憧れのバッグを手に入れたいなら、これ以上の方法は他にありません。
- 12ヶ月の積み立てで1ヶ月分のボーナス
- 利回りに換算すると非常に高いお得感
- ゴヤールが入っている百貨店(高島屋、阪急など)で利用可能
優待を受けられるクレジットカードで決済
百貨店が発行しているクレジットカードを使うと、購入金額に応じて数%のポイントがつきます。通常は1%程度ですが、ゴールドカードなどの上位カードだったり、年間の利用額が多かったりすると、最大で10%還元されることもあります。
25万円の買い物で10%還元されれば、2万5千円分のポイントが戻ってきます。これで次に使うバッグのインナーバッグや、お揃いのポーチを買う資金に充てることができます。購入前に自分の持っているカードの優待条件を一度確認してみましょう。
- 百貨店提携カード(エムアイカード、タカシマヤカードなど)
- ポイントアップキャンペーン期間を狙う
- 駐車場無料などの付帯サービスも活用
入荷連絡をお願いして確実に手に入れる
サンルイは非常に人気があり、店頭に行っても希望のカラーやサイズが在庫切れということがよくあります。何度もお店に足を運ぶ交通費や時間を考えると、あらかじめスタッフの方に入荷連絡をお願いしておくのが一番効率的です。
特に「次の値上げ」が噂される時期は、駆け込み需要で在庫が一気になくなります。早めに相談して予約(または入荷連絡)をしておけば、値上げ前の価格で滑り込み購入できる可能性も高まります。
- 希望のカラーとサイズを伝えておく
- 在庫の状況を電話で確認してから来店する
- 値上げの情報をいち早くキャッチして動く
ゴヤールのサンルイが値上げされても選ばれる理由
これだけ値上げが続いているのに、サンルイの人気は一向に衰えません。なぜ多くの人が「高くても欲しい」と思い、愛用し続けるのでしょうか。そこには、他のバッグにはないサンルイだけの圧倒的な魅力があります。
驚くほど軽くて丈夫なキャンバス生地
サンルイを初めて手に持った人は、みんな「えっ、軽い!」と驚きます。PMサイズで約250g、GMサイズでも約350gしかありません。これはリンゴ1個分や、小さなペットボトル1本分よりも軽いんです。
それなのに、重い荷物を入れてもびくともしないほど丈夫です。水にも強いので、急な雨に濡れてもサッと拭くだけで大丈夫。この「軽さと強さの両立」こそが、荷物の多い働く女性やママたちに支持され続けている最大の理由です。
- PMサイズ:約250g
- GMサイズ:約350g
- 水や汚れに強い天然ゴムコーティング
流行に左右されないタイムレスなデザイン
ゴヤールのデザインは、100年以上前からほとんど変わっていません。そのため「去年買ったバッグがもう古い」なんていう流行の波とは無縁です。今買っても、10年後、20年後も変わらずにおしゃれに持ち続けられます。
飽きのこないシンプルなトートバッグ型は、カジュアルなデニムスタイルから、きれいめなワンピースまで、どんな服装にも馴染みます。世代を超えて受け継ぐことができるデザインだからこそ、高くても「投資」する価値があるのです。
- 1853年創業の歴史に裏打ちされた品格
- シンプルで使い勝手の良いトート形状
- 豊富なカラーバリエーションで個性を出せる
資産価値が高く売却時も高く売れる
ゴヤールはエルメスやシャネルと同じように、中古市場での価格が落ちにくいブランドです。もし数年使って飽きてしまっても、状態が良ければ買った時の定価に近い金額で売れることもあります。
「使い倒しても価値が残る」というのは、高級品を買う上での大きな安心材料ですよね。単なる消耗品ではなく、価値が減りにくい資産としてサンルイを持っていると考えれば、値上げ後の価格も少しは納得できるかもしれません。
| サイズ | 横幅×高さ×マチ | 特徴 |
| PM (プチモデル) | 約34cm×28cm×15cm | 通勤・通学に最適なサイズ。A4書類も入ります。 |
| GM (グランモデル) | 約40cm×34cm×20cm | 旅行やママバッグに。肩掛けしやすい長い持ち手。 |
偽物のサンルイを安く入手してしまわないためのコツ
安く買いたいという気持ちに付け込んで、世の中には多くの偽物が出回っています。特にネットオークションなどで「海外の並行輸入品だから安い」という説明があるものは要注意です。せっかくのお金が無駄にならないよう、偽物を見分けるための最低限の知識を持っておきましょう。
ロゴのプリントが重なっているか確認する
ゴヤールのヘリンボーン柄は、ドット(点)の集まりでできています。本物のプリントをよく見ると、色が重なっている部分の凹凸がわずかに感じられたり、独特の質感があったりします。
偽物はプリントが平面的でのっぺりしていたり、ロゴの文字のフォントが微妙に違ったりします。可能であれば一度、正規店の店頭で「本物の質感」をじっくり目に焼き付けておいてください。その感覚が、最大の防波堤になります。
付属ポーチのシリアルナンバーの刻印位置
サンルイには必ず小さなポーチがついていますが、その裏側やストラップの付け根あたりに、シリアルナンバーが刻印されています。この刻印の深さや書体が雑なものは、偽物の可能性が極めて高いです。
偽物業者は見た目だけを真似るのが得意ですが、こうした細かな刻印までは手が回っていないことが多いです。「安いのには理由がある」と疑う心を持つことが、トラブルから身を守る第一歩です。
相場から外れて安すぎる出品には手を出さない
現在、サンルイの中古相場はどれだけ安くても10万円台後半からが一般的です。それなのに「新品同様で5万円」といった出品があれば、それは100%偽物だと思って間違いありません。
ブランド品に「掘り出し物の激安品」は存在しません。誰だって高く売れるなら高く売りたいはずですから。あまりにも安い価格に惑わされず、相場に見合った価格で販売している信頼できるルートを選んでください。
- 「並行輸入品」という言葉を鵜呑みにしない
- SNSの広告で出てくる激安サイトは無視する
- 必ず運営会社の情報が記載されているか確認する
まとめ:ゴヤールのサンルイを納得のいく価格で手に入れよう
値上げが続くゴヤールのサンルイですが、その魅力は色褪せるどころか、ますます高まっています。価格が上がった理由や安く買うコツを知っておくことで、きっとあなたにとってベストな購入タイミングが見つかるはずです。
- 値上げの理由は、素材費・人件費の高騰と円安のダブルパンチ。
- 一番安く買うなら、フランス現地での免税購入が最強。
- 国内なら百貨店の「友の会」やポイント還元を賢く使う。
- 中古を狙うなら、保証のしっかりした大手ブランド専門店一択。
- PMとGMのサイズ感は、自分の用途に合わせて慎重に選ぶ。
- 安すぎる偽物に騙されないよう、相場を知っておくことが大事。
- 一生モノとして長く使えるので、早く買うほど「1回あたりの使用料」は安くなる。
憧れのサンルイがあなたの毎日に加わることで、お出かけがもっと楽しくなりますように。少しずつ準備を整えて、最高の1つを手に入れてくださいね。