「憧れのハイブランドを少しでも安く手に入れたい」というのは、おしゃれが好きな人なら誰もが思うことですよね。実は、お隣の国マレーシアが、ブランド好きの間で密かに「お買い物天国」と呼ばれているのをご存知でしょうか。日本で買うよりもずっとお得に手に入るチャンスが、そこら中に転がっています。
この記事では、マレーシアでブランド品が安く売られている秘密や、絶対に足を運ぶべきおすすめのショップについてお伝えします。この記事を読み終える頃には、マレーシア旅行の目的がお買い物に変わってしまうかもしれません。
マレーシアのハイブランドがなぜ安いのかその理由とは
マレーシアに行くと、エルメスやルイ・ヴィトンといった高級ブランドの価格設定が、日本より安いことに驚くはずです。その理由は、国の税金ルールが買い物客にとって非常に有利に働いているから。旅行者がわざわざ免税手続きをしなくても、最初からお得な値段になっているケースが多いのです。
輸入品にかかる関税が他国に比べて低く設定されている
マレーシアでは、海外から入ってくるブランドバッグや時計などにかかる関税が、他の東南アジア諸国に比べてとても低く抑えられています。これは国の方針として、観光客を呼び込み、ショッピングを活性化させたいという狙いがあるからです。
日本だと輸入品には一定のコストが上乗せされますが、マレーシアではそのコストが最小限。結果として、ブティックに並んでいる定価そのものが、日本よりも10%から20%ほど安くなっていることが珍しくありません。
- 政府が観光促進のために輸入コストを調整している
- 免税手続きの手間をかけずに「最初から安い」状態で買える
- 高級時計や革製品など、特定のカテゴリーで特に安さが際立つ
導入が延期されている高級品税による価格の据え置き
実は、マレーシア政府は2024年に「高額商品税(HVGT)」という新しい税金を導入する予定でした。しかし、この増税プランは何度も延期されており、2026年現在もまだ本格的な導入には至っていません。
もしこの税金が始まっていたら、高級品の価格は一気に跳ね上がっていたはずです。今このタイミングで安く買えるのは、増税がストップしているという絶妙な時期のおかげでもあります。いつ始まってもおかしくないので、今はまさに「買い時」と言えるでしょう。
- 5%から10%程度の増税が予定されていたが、現在はまだ未導入
- 日本で言うところの贅沢税がかからないため、支払額を抑えられる
- 政治的な判断で価格が維持されている、今だけのチャンス
日本とマレーシアでのリンギット為替レートの変動
為替レートの影響も無視できません。日本円に対してマレーシアの通貨「リンギット」が安くなっている時期に旅行すれば、さらにお得感が増します。1リンギットがいくらなのかをチェックするだけで、予算が変わってきます。
例えば、リンギット安が進んでいるタイミングなら、日本で30万円するバッグがマレーシアでは実質25万円以下で買えるような現象が起こります。クレジットカードの決済レートを確認しながら買い物を楽しむのが、賢いブランド選びのコツです。
- 円高・リンギット安の時期を狙うと、割引以上の恩恵がある
- 現地でのカード決済時に、日本円換算での安さをすぐに実感できる
- 物価の差だけでなく、通貨のパワーバランスが味方してくれる
クアラルンプールでおすすめのショップが集まる人気エリア
クアラルンプールは、街全体が巨大なショッピングモールのようです。特に中心地の「ブキッ・ビンタン」エリアには、世界中のセレブが訪れるような豪華なモールが密集しています。冷房の効いた快適な空間で、1日中ブランド巡りを楽しめます。
高級ブティックが軒を連ねるパビリオン・クアラルンプール
パビリオンは、クアラルンプールで最も華やかで人気のあるショッピングモールです。入り口にある大きな噴水が目印で、中に入るとシャネルやプラダといった超一流ブランドがずらりと並んでいます。
特にブランドの路面店のような構えの店舗が多く、品揃えの豊富さはマレーシア国内でもトップクラスです。新作の入荷も早いので、日本で完売していたアイテムがひょっこり見つかることもあります。
| 項目 | 内容 |
| 主なブランド | シャネル、ディオール、プラダ、ロレックス |
| モールの特徴 | 天井が高く開放的で、店舗ごとの面積が広い |
| 日本との違い | 日本では行列ができる店舗でも、比較的スムーズに入れる |
| サービス | VIP向けのラウンジや、専属スタッフによる接客が充実 |
圧倒的な品揃えを誇るツインタワー下のスリアKLCC
クアラルンプールのシンボル「ペトロナスツインタワー」の足元にあるのが、スリアKLCCです。ここは観光客だけでなく、地元の富裕層も多く通うモールで、ルイ・ヴィトンやグッチなどの定番ブランドが非常に充実しています。
店舗面積が広いため、バッグだけでなくシューズやウェアまで幅広くチェックできるのが強み。タワー観光のついでに立ち寄れるアクセスの良さも、忙しい旅行者には嬉しいポイントですね。
| 項目 | 内容 |
| 主なブランド | ルイ・ヴィトン、グッチ、サンローラン、ブルガリ |
| モールの特徴 | 6つのフロアがあり、高級からカジュアルまで揃う |
| 日本との違い | 観光地のど真ん中にあるため、免税対応に慣れている |
| 周辺環境 | 噴水ショーが見られる公園が隣接しており、家族連れでも安心 |
落ち着いた空間で買い物を楽しめるザ・ガーデンズ・モール
喧騒を離れてゆっくり品定めをしたいなら、ミッドバレー地区にあるザ・ガーデンズ・モールがおすすめです。パビリオンなどに比べると少し落ち着いた雰囲気で、大人のショッピングにぴったりな場所です。
ここにはエルメスやルイ・ヴィトンが入っていますが、他のモールに比べて在庫が残っている穴場的な存在でもあります。目当ての品が他で見つからなかった時は、ここへ足を運んでみる価値が十分にあります。
| 項目 | 内容 |
| 主なブランド | エルメス、ルイ・ヴィトン、バレンシアガ、セリーヌ |
| モールの特徴 | インテリアが豪華で、通路も広く歩きやすい |
| 日本との違い | 混雑が控えめで、店員さんとじっくり話しながら選べる |
| 連結施設 | 隣のミッドバレー・メガモールと繋がっていて便利 |
アウトレットモールならハイブランドがさらに安いの?
「もっと安く、賢く買いたい!」という方は、郊外にあるアウトレットモールを狙ってみてください。マレーシアのアウトレットは規模が大きく、日本では考えられないような割引率でブランド品が放出されていることがあります。
山の上で宝探し気分を味わえるゲンティン・プレミアム・アウトレット
クアラルンプールから車で1時間ほどの避暑地、ゲンティン・ハイランドにあるアウトレットです。ここは標高が高いため涼しく、リゾート気分で買い物を楽しめます。
コーチやケイト・スペードなどのアメリカ系ブランドは、定価の50%オフから、時には70%オフという驚きの価格になることも。型落ちといっても半年前のモデルだったりするので、かなりお買い得です。
- 涼しい気候の中で、1日中歩き回っても疲れにくい
- アメリカ系ブランドが特に安く、まとめ買いに適している
- クアラルンプール市内からバス1本で行けるアクセスの良さ
空港の待ち時間に立ち寄れる三井アウトレットパーク
クアラルンプール国際空港(KLIA)のすぐ近くにあるのが、日本でもおなじみの三井アウトレットパークです。空港から無料のシャトルバスが出ているので、帰国直前の最後の悪あがき(?)にぴったり。
ここには高級ブランドだけでなく、スポーツブランドや時計のセレクトショップも多く入っています。「あ、これ日本より安い!」と直感的にわかるアイテムが多いので、迷わずゲットしてしまいましょう。
- 空港のすぐ隣なので、移動時間を無駄にしない
- 日本企業の運営なので、日本人にとって見やすいレイアウト
- 最後のパッキング前に、大きな買い物をして預け荷物に入れられる
割引率が大幅にアップする期間限定の特設セール
アウトレットモールでは、不定期に特定のブランドが「さらに20%オフ」といった特設セールを行うことがあります。これに当たると、驚くような安さで手に入ります。
週末や祝日、マレーシアの大型連休に合わせて開催されることが多いので、行く前にモールの公式SNSをチェックしておくのがおすすめです。思わぬ目玉商品に出会えるかもしれませんよ。
- アウトレット価格からさらに上乗せで値引きされる
- 2点買うとさらに10%オフなど、まとめ買いの特典が多い
- 特設会場でのワゴンセールは、掘り出し物の宝庫
セール時期を狙ってハイブランドをさらにお得に買う方法
マレーシアには、国を挙げての大規模なセール時期が年に数回あります。この時期に合わせれば、普段は安くならないハイブランドでも、特別な優待やノベルティの対象になることがあります。
夏休みに開催される大規模なマレーシア・メガセール
毎年7月から8月にかけて行われる「マレーシア・メガセール」は、国中のショップが参加するお祭りのようなセールです。百貨店やブランドショップも一斉に活気づきます。
ハイブランドそのものが大幅値引きされることは稀ですが、モールの優待券がもらえたり、銀行カードの利用でキャッシュバックがあったりと、間接的にかなりお得になります。お買い物好きにはたまらない期間です。
- 国全体がセールムードになり、多くのショップがキャンペーンを実施
- 一定額以上の購入で、豪華なプレゼントがもらえることもある
- 旅行者向けのクーポンブックが配布されることが多い
クリスマスから年末にかけてのイヤーエンドセール
11月から12月にかけては、1年で最も盛り上がる「イヤーエンドセール」の時期です。この時期は、ブランド各社が翌年の新作を出す前に在庫を整理したいタイミングでもあります。
特にシューズやアパレル関係は、この時期に大幅なマークダウン(値下げ)が行われることが多いです。自分への1年のご褒美を探すなら、この年末のタイミングがベストです。
- パーティーシーズンに合わせて、華やかなアイテムが店頭に並ぶ
- アパレル系のブランド品が、予想以上の安さで手に入るチャンス
- 街中のイルミネーションも美しく、ショッピングの気分が上がる
旧正月の時期に実施されるニューイヤーセール
マレーシアは中華系の人も多いため、旧正月(チャイニーズ・ニューイヤー)のセールも非常に盛大です。時期は毎年変わりますが、だいたい1月から2月頃。
この時期は「赤色」や「金色」のアイテムが幸運を呼ぶとされ、ブランドからも限定品が出ることがあります。お祝いムードに乗っかって特別な割引が行われることもあるので、この時期の旅行も狙い目です。
- 旧正月のシンボルカラーを取り入れた限定アイテムに出会える
- 「アンパオ(お年玉)」にちなんだ、割引クーポンが配られることも
- 中国の伝統的な装飾が施されたモールでの買い物は、独特の体験になる
日本の販売価格と比較して安いのを実感できるブランド
どのブランドでも一律に安いわけではなく、特に安さが目立つブランドがあります。自分の欲しいブランドがこれらに当てはまるなら、マレーシアで買うのが大正解です。
定価そのものが低めに設定されているアメリカ発ブランド
コーチ、マイケル・コース、ケイト・スペードといったアメリカ発のブランドは、マレーシアではかなり身近な価格で売られています。日本での販売価格と比べると、驚くほどの差があることも。
特にアウトレットでは、数万円単位で安くなることが当たり前のようにあります。自分用にはもちろん、家族や友人へのお土産としても、気兼ねなく選べる価格帯なのが嬉しいですね。
- アメリカとの貿易条件が良いのか、アジアの中でも価格が抑えられている
- セールの頻度が高く、常に何かしらの割引が行われている
- 日本未発売のデザインやカラーバリエーションが豊富
免税手続きなしでも日本より数万円安くなることがある欧州ブランド
ルイ・ヴィトン、グッチ、サンローランなどの欧州ブランドは、もともとの関税の低さが価格に反映されています。日本で消費税10%を払って買うのと比べると、かなりの差が出ます。
例えば、20万円のバッグなら2万円から3万円ほど安くなるイメージです。手続きの手間がない分、現地でパッと決めてそのまま持って帰れる気軽さが、マレーシア買いの魅力と言えるでしょう。
- 定価の中に含まれる税金分が、日本の消費税よりも低い
- 免税手続きの列に並ぶ時間をカットして、観光を優先できる
- 高級感あふれる接客を受けながら、予算内でワンランク上の品が選べる
日本では手に入りにくい限定モデルやカラーの在庫状況
マレーシアは多民族国家で、好まれる色の傾向が日本とは少し違います。そのため、日本では即完売してしまうような人気色が、普通に棚に並んでいることがよくあります。
「日本でずっと探していたあのバッグに、クアラルンプールのモールで偶然出会えた!」という話もよく聞きます。在庫の層が厚いので、欲しかったあの一品に出会える確率が高いのもメリットです。
- 日本で完売した限定コラボ商品が、ひっそり残っていることがある
- ビビッドな色合いなど、海外ならではのカラーラインナップが充実
- 他のお客さんと競合しにくいため、ゆっくり試着して選べる
偽物を避けて本物を安く手に入れるためのショップ選び
安く買えるのは嬉しいですが、「これ、本当に本物?」という不安は拭いたいですよね。マレーシアで安心して買い物をするためには、場所選びが何よりも重要です。
モール内に入っている正規代理店や直営店を優先する
一番確実なのは、パビリオンやスリアKLCCなどの有名ショッピングモール内にある「直営店」や「正規販売店」で購入することです。こうした場所に入っている店舗は、ブランド本部からの厳しい審査を通っています。
少しでも安いからといって、怪しげな路面店や露店でブランド品を買うのは絶対にやめましょう。正規のモール内であれば、偽物を掴まされる心配はまずありません。
- 公式サイトに掲載されている店舗リストを確認してから行く
- 一流モールの1階や2階にある路面店形式のショップは信頼できる
- ショッピングモールの案内所でも、正規店の場所を教えてもらえる
帰国後のメンテナンスに欠かせない保証書の発行を確認
ブランド品を安く買ったとしても、壊れた時に直せなければ意味がありません。購入時には、必ず「国際保証書(グローバルギャランティー)」が発行されるか確認してください。
正規店で買えば、マレーシアで買ったものでも日本の直営店で修理を受け付けてもらえます。これが本物の証でもあり、長く使い続けるための安心材料になります。
- レシートと一緒に、ブランド発行の保証カードを必ずもらう
- 日本での修理が可能かどうか、店員さんに一言確認しておくと安心
- 箱や保存袋などの付属品も、欠けがないかその場でチェックする
極端に安い価格を提示する路面店や個人商店を避ける
「定価の80%オフ!」といった極端な安さを謳っている個人商店には注意が必要です。ハイブランドにはブランドが守るべき最低限の価格があるため、それを大きく下回るものは偽物の可能性が高いです。
特に観光客向けのマーケットなどで売られているものは、見た目がそっくりでも中身は別物。せっかくの思い出が偽物で台無しにならないよう、信頼できる場所での買い物に徹しましょう。
- 「激安」という言葉に惑わされず、適正価格を知っておく
- 怪しい勧誘や「こっちに安い店がある」という言葉にはついていかない
- 本物を適正な安さで買うのが、本当の意味での賢いお買い物
マレーシアでハイブランドを安く買うための最終チェック
いよいよお買い物の仕上げです。マレーシアで得をするためには、支払い方法や帰国時の手続きについても少しだけ知っておく必要があります。
現金よりもクレジットカード決済の方がお得になるケース
マレーシアでの買い物は、多額の現金を持ち歩くよりもクレジットカードの方が安全で、かつお得な場合が多いです。カード会社のポイントも貯まりますし、為替レートも現金の両替より良いことがほとんど。
また、ハイブランドの店舗ではカードの不正利用防止策がしっかりしているため、安心して使えます。ただし、決済時には「リンギット建て」か「日本円建て」かを聞かれたら、必ず「リンギット建て」を選んでください。その方が手数料を安く抑えられます。
- ポイント還元を考えれば、現金で払うよりも実質的な支出が減る
- 決済は「現地通貨(リンギット)」を選ぶのが、手数料を損しない鉄則
- VISAやMastercardなど、複数の国際ブランドを持っていくと安心
帰国時の日本の税関で申告が必要になる金額のボーダーライン
マレーシアでブランド品を安く買った後、日本に帰る時に「税関」を通ります。日本の居住者が海外で買った物の合計額が20万円を超える場合は、税関で申告して消費税などを払う義務があります。
もし合計20万円を超えてしまったら、正直に申告しましょう。申告しても、マレーシアでの安さと合わせれば日本で買うより安く済むことが多いですし、何より後ろめたい思いをせずに済みます。
- 免税の範囲は、海外で買った物の合計額が20万円まで
- 自分用でも新品であれば対象になるので、注意が必要
- レシートはすぐに取り出せる場所に保管しておくと、手続きがスムーズ
ショップでもらえるノベルティや付随サービスの受け取り
マレーシアのブランド店では、一定額以上のお買い物をすると、特別なノベルティ(非売品グッズ)をくれることがあります。これは日本ではなかなかお目にかかれないレアなものも。
また、「ホテルまで買った荷物を届けてくれる」といったサービスを行っているモールもあります。重い荷物を持ち歩かずに済むので、ぜひ活用して優雅なショッピングを満喫してください。
- 「何かキャンペーンはある?」と一言聞いてみるだけで得をすることも
- デリバリーサービスを使えば、その後の観光も手ぶらで楽しめる
- 豪華なラッピングも無料なことが多いので、プレゼントにも最適
まとめ: マレーシアで賢く憧れのブランドを手に入れよう
マレーシアでハイブランドが安く買えるのは、低い関税や増税の延期といった、この国ならではの「お買い物フレンドリー」な環境があるからです。
- 関税が低いため、最初から定価が日本より安いことが多い
- 高級品税の導入が延期されており、価格が据え置かれている
- パビリオンやスリアKLCCなど、信頼できる巨大モールが充実
- アウトレットモールを狙えば、驚きの割引率で手に入る
- セールの時期を合わせれば、さらに豪華な特典や割引がある
- アメリカ系ブランドや一部の欧州ブランドは、特にお得感が強い
- 偽物を避けるために、必ず正規店で購入し保証書を受け取る
マレーシアは、ただ安いだけでなく、お買い物の時間そのものを贅沢に楽しめる場所です。ぜひ次の旅行では、お気に入りの一足や、一生モノのバッグを探す時間をスケジュールに入れてみてください。きっと、最高の思い出と一緒に、素敵なアイテムを日本に連れて帰れるはずです。