「ルイヴィトンのソミュールを手に入れたいけれど、今さら持っていたら古いかな?」と不安に感じていませんか。馬の鞍をモチーフにした独特の形は、個性的でとても素敵ですよね。この記事では、ソミュールがなぜ一部で「ダサい」と言われてしまうのか、その理由を正直にお伝えした上で、今の時代に合わせたおしゃれな持ち方を詳しく解説します。
ソミュールがダサいと言われる理由は?
ソミュールをネットで調べると「ダサい」なんて言葉が出てきて、ガッカリした人も多いはず。でも、それはこのバッグが長く愛されてきたからこその悩みなんです。時代ごとに移り変わる流行の中で、なぜそう思われてしまうのか、まずはその原因をはっきりさせて、モヤモヤを解消していきましょう。
80年代から90年代の流行が強すぎる
ソミュールは1980年代から90年代にかけて、日本中で爆発的にヒットしました。当時は誰もがこのバッグを肩にかけて歩いていたため、当時の流行を知っている世代からすると「一昔前に流行った懐かしいバッグ」というイメージが強く残っています。
今の10代や20代にとっては新鮮なデザインに見えても、親世代が持っていた記憶が邪魔をして、古臭く感じてしまうパターンが少なくありません。
- バブル時代の流行アイテムというイメージ
- 親のクローゼットに眠っていそうな印象
- 「定番」が「定番すぎて古い」に変わってしまった歴史
ヌメ革が黒ずんで「お下がり感」が出ている
ヴィンテージのソミュールは、縁取りやベルトに使われている「ヌメ革」が黒ずんだり、雨染みで汚れたりしているものが目立ちます。この使い込まれた感じが、手入れをサボった印象や、誰かからのお下がりを無理に使っている雰囲気に見えてしまうことがあります。
ルイヴィトンのヌメ革は本来、きれいに飴色に焼けていれば美しいのですが、ボロボロになったまま使うと清潔感が欠けてしまいます。
- ヌメ革のひび割れや黒ずみが目立つ
- 手入れが行き届いていないヴィンテージ感
- 清潔感よりも「中古品」というイメージが勝ってしまう
荷物を入れると横に膨らんで不恰好に見える
ソミュールは2つのバッグを背中合わせにしたような構造なので、荷物を詰め込みすぎると横にボコッと膨らんでしまいます。この膨らんだシルエットが、スマートさに欠けて「重そう」「パンパンで野暮ったい」という評価に繋がることがあります。
マチが広い分、たくさん入るのが魅力ですが、入れすぎるとおしゃれな形が崩れてしまうのがこのバッグの難しいところです。
- 荷物の重さでバッグが型崩れしやすい
- 横に広がりすぎて歩くときに邪魔に見える
- スマートな都会派スタイルに見えにくい
時代遅れに見えないルイヴィトンのソミュールの選び方
「古臭い」というイメージをひっくり返すには、選び方が何より大切です。今のトレンドは「ミニサイズ」や「あえて定番を外す」こと。昔のイメージを払拭するような新しいソミュールの選び方を知れば、周囲から「そのバッグ、センスいいね!」と褒められるはずです。
現代の服装に馴染むミニサイズの「BB」を狙う
今のトレンドに合わせて作られた「ソミュールBB」は、従来のモデルよりも一回り小さく、コロンとした可愛らしいサイズ感です。昔のソミュールのような「重厚感」が抑えられ、アクセサリー感覚で斜めがけできるので、古臭さを全く感じさせません。
スマホとミニ財布だけを入れて軽やかに持ち歩く姿は、まさに今のスタイルにぴったりです。
- 取り外し可能な細身のショルダーストラップ
- どんな身長の人でもバランスが取りやすいサイズ
- 軽快な印象を与えるので若々しく見える
ヌメ革にツヤがあり色が薄い個体を探す
もし中古でソミュールを探すなら、ヌメ革の状態に徹底的にこだわってください。革の色がまだ薄いベージュ(生成り色)で、表面にツヤがあるものを選ぶと、ヴィンテージ特有の「お疲れ感」が出ず、上品な印象をキープできます。
真っ白すぎるよりも、少しだけ焼けた健康的な肌色のようなヌメ革が、最も高級感を引き立ててくれます。
- ヌメ革の角にスレや破れがないものを選ぶ
- 金具のメッキ剥がれが少ない個体を見つける
- 全体的に形がシャンとしているか確認する
モノグラム以外のラインで個性を出す
ソミュールといえば定番の茶色のモノグラムが有名ですが、エピや限定モデルなど、他の素材を選ぶのも賢い選択です。モノグラム特有の「いかにもヴィトン」という主張が弱まるため、コーディネートに自然に溶け込み、通な印象を与えられます。
素材を変えるだけで、同じ形でも全く違うバッグのように見え、周りと被る心配もなくなります。
- 傷が目立ちにくいエピ素材のソミュール
- 落ち着いた色味のダミエ・アズール
- デニム素材など季節限定のレアモデル
ソミュールの定番バッグとしての魅力と使い勝手
ソミュールが何十年も消えずに残っているのは、単にブランド品だからではありません。馬具から着想を得たその完成されたデザインには、他のバッグにはない実用性と美しさが詰まっています。一度使うと手放せなくなる、その深い魅力を紐解いていきましょう。
馬の鞍をイメージした唯一無二のシルエット
ソミュールの名前は、フランスの歴史ある馬術学校がある街「ソミュール」から取られています。馬の鞍(サドル)を2つ組み合わせたようなデザインは、左右対称でどこから見ても美しく、クラシックな気品が漂います。
他のブランドには真似できないこの独特の曲線美が、ファッションに深みを与えてくれます。
- 乗馬の世界観を感じさせる伝統的な形
- 流行に左右されない普遍的な造形美
- シンプルな服装のアクセントになる存在感
荷物をきっちり仕分けられる2つの収納スペース
ソミュールの最大の特徴は、真ん中で仕切られた「ダブル・コンパートメント」構造です。片方には仕事の道具、もう片方にはプライベートなもの、というように完全に分けて収納できるため、バッグの中がごちゃごちゃになることがありません。
「あれ、鍵どこだっけ?」と探す手間が減り、荷物の整理整頓が自然にできるようになります。
- 自分の持ち物と家族の持ち物を分けて入れられる
- 濡れたものや汚れ物と、貴重品を隔離できる
- どちら側からも開けられるので取り出しやすい
肩への負担を減らす太めのショルダーストラップ
ソミュールは本来、乗馬の際に使うことを想定していたため、ストラップがしっかりとしていて頑丈です。細いチェーンバッグのように肩に食い込むことが少なく、重い荷物を入れても比較的疲れにくい設計になっています。
長時間歩き回る旅行やショッピングでも、この太めのストラップがあなたの肩を優しくサポートしてくれます。
- 滑り止めのパッチが付いているモデルも多い
- ベルト穴で細かく長さを調整できる
- 斜めがけにしても安定感が抜群
ルイヴィトンのサイズ感による印象の違い
ソミュールにはいくつかのサイズがあり、それぞれ持った時の印象がガラリと変わります。自分がどんなシーンで使いたいかを想像しながら、最適なサイズを選んでみてください。ここでは代表的な3つのモデルを比較してみましょう。
| サイズ名 | 横幅 × 高さ × マチ | 特徴 | 適したシーン |
| ソミュールBB | 約20cm × 16cm × 7.5cm | 軽量で取り外せるストラップ付き | 休日のお出かけ、身軽なデート |
| ソミュール30 | 約30cm × 22cm × 12cm | 最も定番のサイズ。収納力が高い | 荷物が多い日のデイリー使い |
| ソミュール35 | 約35cm × 26cm × 24cm | A4も入る大容量。存在感抜群 | 通勤、1泊程度の旅行 |
普段使いで最もバランスが良い30サイズ
ソミュール30は、ペットボトルや長財布、ポーチが余裕で入る、最も使い勝手の良いサイズです。大きすぎず小さすぎない絶妙なボリューム感で、カジュアルな装いにプラスするだけでコーディネートがビシッと決まります。
日本の女性の体格にも馴染みやすく、まずはこのサイズから検討するのが失敗しない近道です。
- デイリーユースに最適な収納力
- 肩にかけても重々しく見えないボリューム
- 中古市場でも流通量が多く、好みの状態を探しやすい
仕事や小旅行にも対応できる大容量の35サイズ
ソミュール35は、今の時代には珍しいくらいのビッグサイズです。ノートPCや書類、着替えまで入るため、一泊二日の小旅行ならこれ一つで十分こなせてしまいます。
あえてこの大きなバッグをラフに持つ姿は、海外のセレブのような余裕を感じさせ、とてもかっこいい印象になります。
- 男性でも違和感なく持てる存在感
- 圧倒的な収納スペースでママバッグとしても活躍
- 荷物をあえて少なめに入れて「くたっ」とさせるのが粋
アクセサリー感覚で持てる最新のBBとPM
現行モデルのBBやPMサイズは、これまでのソミュールの「重くて大きい」という常識を覆しました。スマホ決済がメインの現代において、このサイズ感は非常にスマートで、ドレスアップしたスタイルにも違和感なく溶け込みます。
軽くて肩が凝らないため、毎日でも使いたくなる気軽さが最大のメリットです。
- トレンドのミニマルなファッションに最適
- ストラップを外してハンドバッグ風にも持てる
- クラシックな形と今風のサイズ感のギャップが魅力
評価が分かれる使いにくさのポイント
どんなに素敵なバッグでも、使い勝手が自分に合っていないとタンスの肥やしになってしまいます。ソミュールには、独特な構造ゆえの「ちょっと不便なところ」がいくつかあります。そこを理解した上で選べば、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防げます。
荷物を出すたびにベルトを外す手間がかかる
ソミュールの開閉部分は、マグネットやチャックではなく、本物のベルトバックルになっています。そのため、荷物を取り出すたびにベルトを穴から外す必要があり、急いでいる時には少しもどかしく感じることがあります。
この「ひと手間」をクラシックな儀式として楽しめるかどうかが、ソミュールを愛せるかの分かれ道です。
- 片手での開閉が難しい
- 面倒になってベルトを外したまま使いがち
- セキュリティ面では、スリに遭いにくいというメリットも
両側の重さを揃えないと斜めに傾いてしまう
2つのバッグを繋げた形なので、片方だけに重いものを入れると、バッグが前後に傾いてしまいます。きれいに持つためには、両側のコンパートメントに荷物をバランスよく配置する工夫が必要です。
少し面倒かもしれませんが、左右のバランスを考えることで、バッグの型崩れを防ぐことにも繋がります。
- 重いものは背中側に、軽いものは外側に入れるのがコツ
- 歩く振動でバッグが前後に揺れやすい
- 中身が少ないと、お互いの重みで潰れて見えることがある
本体そのものが他のバッグより重く感じる
ソミュールは構造上、革の面積が多く、ベルトやバックルなどの金具もたくさん使われています。そのため、何も入れていない状態でも1kg近くの重さがあるモデルが多く、荷物を入れるとずっしりとした重みを感じます。
「軽さこそ正義」という人には少し厳しいかもしれませんが、その重厚感こそがハイブランドの証とも言えます。
- 体力の少ない人や長距離移動には不向きな場合がある
- 荷物を最小限にするなど、持ち方の工夫が必要
- 肩当て(パット)付きのストラップを選ぶと楽になる
おしゃれな人が取り入れているコーディネート
ソミュールを「ダサい」と言わせないコツは、全身をコンサバにまとめすぎないことです。ちょっとした「抜け感」を作ることで、伝統的なバッグがぐっと現代的に見えてきます。おしゃれな人たちが実践している、ソミュールの合わせ方をご紹介します。
デニムやスニーカーでカジュアルに崩して持つ
一番のおすすめは、あえてラフな格好にソミュールを合わせることです。色落ちしたデニムや清潔感のある白スニーカーに、歴史あるモノグラムのバッグを添えることで、大人の余裕を感じさせるミックススタイルが完成します。
カッチリしすぎないことで、バッグの「古い」イメージが「ヴィンテージの味」に変わります。
- Tシャツとデニムという究極のシンプルスタイルに投入
- スウェットパンツなどのストリートファッションの引き締め役に
- キャップなどの小物と組み合わせてスポーティーに
トレンチコートに合わせてクラシックにまとめる
「やっぱり王道のスタイルが好き」という方は、トレンチコートとの組み合わせが鉄板です。ベージュのコートとソミュールの相性は抜群で、まるでパリの街角を歩いているような、上品で知的な雰囲気を演出できます。
足元をローファーやサイドゴアブーツでまとめれば、時代に左右されない完成されたルックになります。
- 秋から春にかけての定番スタイル
- スカーフをバッグの持ち手に巻いて華やかさをプラス
- インナーはタートルネックなどでスッキリ見せる
古着ミックスのアクセントとしてヴィンテージを活用する
最近おしゃれな若者の間で流行っているのが、古着とヴィンテージヴィトンを合わせる手法です。少し使い込まれた雰囲気のソミュールを、あえて古着のジャケットやチェック柄のパンツに合わせることで、唯一無二の個性が光ります。
新しいものをピカピカで持つよりも、少し歴史を感じるくらいの方が、こなれたおしゃれ上級者に見えるのです。
- 90年代風のオーバーサイズなファッションと相性が良い
- 色あせたヌメ革も「ヴィンテージ」としてポジティブに捉える
- 周りと被りたくない、自分だけのスタイルを追求する人に
中古で買うときにチェックしたい劣化のサイン
ソミュールはすでに廃盤になっているサイズも多く、中古市場で手に入れるのが一般的です。せっかく憧れのバッグを買うなら、長く使える良い状態のものを見極めたいですよね。購入ボタンを押す前に、必ず確認すべき3つのポイントをまとめました。
サイドにあるベルトの付け根に亀裂がないか
ソミュールは左右のバッグをサイドのベルトで繋いでいるため、この部分に最も負担がかかります。ヌメ革が乾燥してひび割れていたり、千切れそうになっていたりするものは、修理に高額な費用がかかる可能性があるため注意が必要です。
見た目はきれいでも、重い荷物を入れた瞬間に「ブチッ」と切れてしまわないか、写真を拡大して確認しましょう。
- 革に深いシワや亀裂が入っていないかチェック
- ステッチ(縫い目)が解けていないか見る
- 過去に修理歴があるか確認できると安心
バッグの内側にベタつきや剥がれがないか
ルイヴィトンの古いバッグに多いトラブルが、内側の素材がベタベタになったり、ボロボロと剥がれてきたりする現象です。ソミュールの内側は布製のものが多いですが、ポケットの中などに合成皮革が使われている場合があるため要注意です。
「ベタつきあり」と記載されているものは、自分でお手入れするのが非常に難しいため、避けるのが無難です。
- 湿気の多い場所で保管されていたものは要注意
- 内側にカビのような臭いがないか確認
- ポケットの中までしっかり写真が掲載されているか見る
ヌメ革の角スレや雨染みの目立ち具合
バッグの底や角は、地面に置いたり壁に擦れたりしてダメージを受けやすい場所です。また、ヌメ革は水に弱いため、雨の跡がシミになって残っていることもよくあります。
少々のシミなら使い込むうちに馴染みますが、大きな黒ずみはクリーニングでも落ちないことが多いので、自分の許容範囲内かよく考えましょう。
- 角の革が破れて中の芯が見えていないか
- パイピング(縁取り)が一周きれいに残っているか
- 全体的な色のトーンが均一に近いものを選ぶ
他の人気モデルとソミュールの比較
「ソミュールもいいけれど、他のバッグも気になる…」と迷っているあなたへ。ルイヴィトンの他の代表的なショルダーバッグと比べることで、ソミュールならではの立ち位置が見えてきます。自分にとっての優先順位を確認してみましょう。
スピーディやノエとの収納力の差
ボストン型の「スピーディ」は口が大きく開き、バケツ型の「ノエ」は高さのあるものが得意です。対してソミュールは、マチが2つに分かれているため、「薄いものを整理して入れる」能力に長けています。
ドサっと何でも入れたいならノエ、整理整頓を重視したいならソミュール、という使い分けができます。
- スピーディ:仕切りがないので自由度が高いが、中で荷物が迷子になりやすい
- ノエ:水筒や折りたたみ傘など、立てて入れたいものが多い人向け
- ソミュール:手帳、スマホ、財布、パスポートなどを定位置に収めたい人向け
街中で人と被りにくいデザイン性の高さ
「ネヴァーフル」や「スピーディ」は非常に人気があるため、街を歩けば必ず誰かと被ってしまいます。しかし、ソミュールはその独特な形から、持っている人が比較的少なく、自分だけのスタイルを主張しやすいバッグです。
「定番ブランドだけど、ちょっと変わったものが欲しい」というわがままを叶えてくれるのが、ソミュールの良さです。
- 誰が見てもヴィトンだと分かるが、モデル名まではすぐ出ない絶妙なライン
- ベルト使いのデザインが、どこか知的な印象を与える
- 被るのを避けて、あえて廃盤モデルを探す楽しさがある
長く使い続けられる資産価値としてのランク
ルイヴィトンのバッグは、中古市場での価値が落ちにくいことで有名です。特にソミュールのような伝統的なモデルは、数十年経っても需要がなくなることがありません。
もし使わなくなって手放すことになっても、他のブランドバッグに比べて高い値段で売れる可能性が高いため、安心して投資できるアイテムと言えます。
- ヴィンテージブームの影響で、古いモデルの相場が上がっている
- 修理店が多く、メンテナンスしながら一生ものにできる
- 子供や孫の世代に引き継いでも喜ばれるクラシカルな価値
まとめ:ソミュールは個性を引き立てる一生モノの相棒
ソミュールは決して「ダサい」バッグではありません。むしろ、その歴史や独特の構造を理解して使いこなせば、これほど頼もしく、おしゃれを格上げしてくれるバッグは他にありません。古いイメージを逆手に取って、あなたらしいコーディネートで楽しんでみてください。
- 80年代のブームを知る世代の評価を気にしすぎない。
- 現代的な「ミニサイズ」や「状態の良いヌメ革」を選んで古臭さを解消する。
- 2つのコンパートメントを活かして、荷物を賢く整理整頓する。
- あえてカジュアルな服装に合わせることで「抜け感」を演出する。
- 購入時はベルトの付け根や内側のベタつきをしっかりチェックする。
流行は巡り、本物はいつか必ず再評価されます。馬の鞍のように、あなたの人生という旅にそっと寄り添ってくれるソミュール。ぜひ、その魅力をあなたの手で確かめてみてください。