オメガ3がもたらす健康効果とは

オメガ3は必須脂肪酸のひとつであり、体内では合成することができないので、食品から積極的に摂取する必要があります。

オメガ3には様々な健康効果があることでも知られています。

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まずオメガ3の健康効果として、コレステロールを下げる効果があげられます。

コレステロールが増えすぎると、動脈硬化の原因にもなり、そこから心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気につながる可能性があります。

これは血管に悪玉コレステロールが増えすぎ、これが酸化して血管の壁に入りこみ、血栓を作りだしてしまうのです。

オメガ3には血液の通り道を塞いでしまう悪玉コレステロールの量を減らすという作用があります。

さらに善玉コレステロールを増やす働きを持ち合わせているため、大きな健康効果が得られるのです。

次に中性脂肪を減らすという効果もあります。

中性脂肪は人間が生きるためのエネルギーとして使用されます。

人間が生きるうえで必要なものではあるのですが、消費されずに余ってしまったものは、体に蓄積され体脂肪となってしまいます。

これが肥満や生活習慣病の原因となってしまうのです。

オメガ3のひとつにEPAというものがありますが、これを継続して摂取することで、血中の中性脂肪の値を減らすことができるのです。

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そして高血圧の予防にもつながります。

高血圧とは、慢性的に血圧が高くなっている状態をさし、この状態が長期間にわたって続くと、血管がかたくなり、心臓にも大きな負担がかかります。

オメガ3のひとつEPAには、ドロドロになった血液の流れをスムーズにする効果があるため、血流を改善することで心臓への負担を減らすこともできます。

また眼病の予防にもオメガ3は効果があるとされています。

オメガ3は目の網膜が使用する成分であるため、様々な眼病予防にも効果が期待できます。

特に高齢者に多く見られる、中心視力が低下したり、ものがゆがんでみえるなどの加齢黄斑変性症は、オメガ3の摂取が不足することで起きるとされています。

加齢黄斑変性症は加齢が原因で引き起こされる病気ですが、若い頃から積極的にオメガ3を摂取しておくことで、予防することができるのです。

そして脳機能の活性化にも効果をあらわします。オメガ3が体内から不足してしまうと、脳細胞が円滑に働くことができなくなり、機能が落ちると言われています。

オメガ3を日頃から摂取しておくことで、機能が落ちることを抑えることができます。

その他に免疫力の強化やダイエット、うつ病やアレルギーの抑制など、非常に多くの健康効果をもたらします。

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